野菜作りの基礎知識

根の広がりと土の深さ

根の深さ 野    菜 施肥法
深いもの 大根・かぼちゃ・トマト・なす 元肥は深い所へ
中間のもの ピーマン・玉ねぎ 元肥は深い所へ
浅いもの きゅうり・じゃがいも・とうもろこし・かぶ・キャベツ・里芋 元肥は浅い所へ

野菜に適する土壌

粘土質の土壌 普通の土壌 砂質の土壌
玉ねぎ・白菜 かぼちゃ・きゅうり・ナス・トマト・ピーマン・大根 かぶ・人参・さつまいも・じゃがいも

生育温度から見た野菜の種類

高温性の野菜(20℃〜30℃) 冷涼性の野菜(5℃〜20℃)
暑さに強い 暑さに弱い 暑さに強い 暑さに弱い
枝豆・ナス・ピーマン・オクラ
さといも・サツマイモ・シソ
インゲン・きゅうり・トマト
かぼちゃ・スイートコーン
じゃがいも・人参・レタス
カリフラワー・セリ・パセリ・春菊
ニンニク・セロリ
エンドウ・イチゴそら豆・かぶ
白菜・キャベツ・大根・ネギ
ほうれん草・玉ねぎ

光に対する野菜の好み

半日陰地でもできるもの 強い光線を必要とするもの
いちご・じゃがいも・かぶ・里芋 きゅうり・とうもろこし・ナス・人参・玉ねぎ・白菜・大根

野菜の種類と連作の害

連作の年限 野   菜  名
連作の害が少ないもの かぼちゃ・玉ねぎ・人参・大根・さつまいも・かぶ
1年以上休むといいもの キャベツ類・そら豆・春菊・レタス・セロリ・ネギ・ほうれん草
2年以上休むといいもの 白菜・じゃがいも・イチゴ・きゅうり
3年以上休むといいもの トマト・ピーマン・さといも・いんげん
5年以上休むといいもの なす・すいか・エンドウ

野菜の種子の寿命

寿 命 種   類
1年 ネギ・玉ねぎ・レタス・人参
2〜3年 かぶ・きゃべつ・エンドウ・春菊・スイートコーン       
3〜4年 大根・きゅうり・スイカ・かぼちゃ・ナス・トマト・そら豆    

肥料の欠乏と症状・障害

チッ素(N) 葉色が悪くなり、葉が小さくなる
リン酸(P) 葉にアントシアニンが発生して紫色になる
カ リ(K) 葉の周辺が黄褐色に枯死する
石灰(Ca) 新しくできる若い葉、その葉先が黒変する(キャベツ)
果実の一部が黒変する(トマト)←尻腐れ
ホウ素(B) 大根の芯がカッ変。白菜の新葉に近い葉柄部分にカッ変する
マグネシウム(Mg) トマト・ナスの葉脈間に黄化する

肥料を使うときの目安(1u当たり)

分 類 野 菜 名 元 肥 追 肥
肥料を多目にやる野菜 トマト・きゅうり・ピーマン・キャベツ・白菜 例1 化成肥料又は配合肥150g
例2 油カス300g
化成又は配合肥料70g
肥料を普通にやる野菜 ほうれん草・かぶ・小松菜・大根・春菊
人参・玉ねぎ・レタス・パセリ・じゃがいも・ネギ
例1 化成肥料又は配合肥120g
例2 油カス70g
化成又は配合肥料50g
肥料が少なめの野菜 枝豆・サツマイモ 例1 化成肥料又は配合肥料60g
例2 油カス70g
化成又は配合肥料30g
石灰が特に必要な野菜 ほうれん草・エンドウ・枝豆・インゲン 消石灰は150〜200gを種まき前によく混ぜる。
その他の野菜は150g程度年に1回元肥に施す。
肥料は有機肥料を主体し、化学肥料は補充するつもりで使いましょう。 

野菜の冷凍貯蔵法

品 名 冷 凍 の 方 法 解 凍・利 用 法

 


枝 豆 固めにゆでる 凍ったまま熱湯でゆでる
とうもろこし 固めにゆでる
・1粒ずつでもOK
凍ったまま蒸す
粒のものは炒飯・スープに
ほうれん草 さっとゆでて食べやすい大きさに切る
小分けにしておくと使いやすい
味噌汁や炒め物
お弁当にも
かぼちゃ 食べやすい大きさに切って固めに茹でる 煮付け・スープ
みょうが 生のまま千切りにして水気をふき取る 味噌汁
インゲン 軽く塩茹でする 炒め物・煮物の彩りに
パセリ 細かく刻んで水分をとる。
スープ
人 参 食べやすい大きさに切って固めに茹でる カレー・シチュウー・煮物
イチゴ ヘタを取る 半解凍してシャーベット・ジュース

狭い面積で何を作ろうか迷ったら・・・

新鮮でなければ栄養価が低くなるもの ほうれん草・春菊・サラダ菜・ラディッシュ
短期間で収穫ができるもの
栽培期間が長くかかるものでも、継続して収穫できるもの パセリ・ネギ・ブロッコリー・芽キャベツ・トマト・ナス
作りやすいもの 小松菜・大根・レタス・かぶ・枝豆
近くのスーパーで手に入りにくいもの ハーブ
少量あれば足り、手近にあれば便利なもの パセリ・みつば・大葉